うつ病の種類などを理解して治療START【医師の判断に従って】

医療

正しい知識で病気と戦う

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十分な休息と服薬を続けることで、うつ病を治したり改善することができます。抗うつ剤はその代表的な存在で、様々な種類があり、症状や体質などに合わせて選ぶのが一般的です。服薬を続けること、服薬する量を守ることが重要でしょう。

病気を詳しく知ろう

病院

ほとんどの病気は治療のために複数の種類の薬が必要不可欠で、医師に処方してもらうことになります。このことはうつ病にも言えることで、抗うつ剤を定期的に服用し続けることで、症状の改善や寛解が望めるわけです。

精神科での治療が必要

聴診器

心の病を扱う医療機関にはいくつかの種類がありますが、うつ病に関しては精神科を利用するのが適切です。治療には抗うつ剤を使用しますが、副作用や離脱症状を生じさせない為にも薬の用法を守り、飲酒はできるだけ避ける事が必要です。

原因と治療法

医者

抗うつ剤の適切な利用

うつ病は誰でもかかる可能性のある病気ですが、症状や原因は必ずしも一つではありません。外的な要因を見ると、過重労働によるストレスが発症のきっかけになるケースは比較的よく知られています。しかし労働時間の長さだけでなく、人間関係や職場環境に馴染めないことが原因となる場合もあり、就業していなくても家庭や地域との摩擦でうつ病を発症することがあります。他方、器質性やホルモン性や物質性といった種類に分けることも可能です。器質性は脳の外傷やアルツハイマー病などが原因となるものを指します。ホルモン性は更年期障害など、ホルモンバランスの変化が発症のきっかけになっているものです。物質性は薬物依存やアルコール依存が直接の原因となっているケースを言います。症状の現れ方から分類すると、親和型や非定型や仮面うつ病などの種類があります。親和型は古くから知られた典型的なタイプで、気分が一日中落ち込む・何もやる気が起きない・体が重いなどの症状が見られます。真面目で几帳面な人がかかりやすいという特徴があります。最近増えているとされる非定型うつ病は、会社や学校へ行くときは体調不良を訴えるものの、趣味など好きなことには積極的に取り組めるのが特徴です。そのため単なる怠け癖とか身勝手な人と誤解されやすい症状です。仮面うつ病は気分の落ち込みよりも、食欲不振や便秘や頭痛・肩こりなど、体の症状が強く現れるタイプを言います。こういった方は内科を受診しても良くならず、精神科や心療内科で本当の原因を見つける必要があります。うつ病は抗うつ剤を適切に利用すれば改善することができます。人間の脳内ではセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が働いて、喜び・怒り・悲しみなどの感情をコントロールしています。うつ病はこれら神経伝達物質のバランスが崩れ、脳の神経が正常に働いていない状態と考えられます。抗うつ剤は特定の神経伝達物質を増やすことにより、気分を安定させ意欲を増進させる効果が期待できます。抗うつ剤にも多くの種類がありますが、現在最も一般的に使用されている薬として、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が挙げられます。これは神経伝達物質のうち、もっぱらセロトニンの再取り込みを妨げる作用を持ちます。神経細胞の末端では隣の神経に興奮を伝えるため、セロトニンなどの神経伝達物質を放出しますが、使われなかった物質は吸収され再利用されます。SSRIはこの吸収過程を阻害することで、セロトニンの濃度を高める効果があります。他の抗うつ剤のうちSNRIはセロトニンのほかノルアドレナリンの再取り込みを阻害する薬、NaSSAは神経伝達物質の分泌量自体を増やす薬です。やや古い薬ですが、ほかにも三環系や四環系などの種類があり、現在でも使用されています。抗うつ剤を初めて使用するときは、効き目や副作用を見ながら徐々に服用量を増やしていく必要があります。素人が調節するのは難しいので、専門の医師に任せることが大切です。また治療の途中で薬をやめると再発しやすいため、服用する期間も医師の判断に従ってください。